ビジーバッグとは?初めて聞きました。どんなものなんだろう?
ビジーバッグはお出かけのときに持参するバッグ。お子さんをBusy=忙しくさせて、待ち時間も飽きずに知育も同時にできると海外で大人気なんです。
そこで今回は、ビジーバッグの作り方と年齢別おすすめアイテムをご紹介します。
身近にあるアイテムを使い、すぐに準備できるアイディアばかりなので取り入れやすいと思います。
「ビジーバッグ」年齢別おすすめアイディア
1~2歳
子供の集中できる時間は「年齢+1分」と言われています。
子供によって変わるとは思いますが、それでも1~2歳の集中力がもつのは長くて3分くらい。
そのため、アイテム数を多めにしてローテーションさせると次々に現れる新しいアイテムに興味をもってくれるでしょう。
動画のママからのアドバイスでは、ビジーバッグの中身をいっぺんに出してしまうとぐちゃぐちゃにしてしまうので、ひとつずつ出すのがオススメ
※ 1~2歳は口にいれてしまうので危険でないアイテムを選んでいます。
※ 動画では9:30頃から実際に遊んでいる様子を見ることができます。
<動画を参考にしたおすすめアイテム&アイディア>
- パッペットつき絵本
- ミニボードブック
- 水でお絵かき
- 手指を使うおもちゃ
- ブロック
- フラッシュカード
- 小さいぬいぐるみやおもちゃを紙やアルミホイルでラッピング
おすすめアイテムの使い方:
パペットつき絵本:お話がわからなくても、パペットがあると興味を示してくれます。さわった感触を楽しんだり握ったりつまんだりすることが指先の訓練になります。
お絵かきセット:水で描けるものや、ブロック型のクレヨンがオススメです。まだお絵かきができなくても、打ちつけて点々を描いたり大人が身近にある食べ物などを描いて食べる真似をするのも楽しいですよ♪
フラッシュカード:カラフルで目をひくものがオススメです。フラッシュカードから学ぶというより、カードを隠して見せる「いないいないばぁ」をしたり、声色をかえてカードのキャラクターが話す真似をすると楽しんで見てくれます。
シフォンスカーフ:普通のハンカチでもいいですし、シフォンスカーフを使うとよりバリエーションが増えます。
特にシフォンスカートは、柔らかく広がりやすい布ですので、手の中に小さく握って手を開いた瞬間にスカーフが生き物のように広がる様子は子供達が大好きです。
シフォンスカーフは子育て広場やリトミック教室などでも使う定番のアイテム!
おすすめアイテム:
はらぺこあおむし+ぬいぐるみセット カラフルでとても人気のある「はらぺこあおむし」のパペットつきのセットです。あおむしのパペットと一緒にフルーツやスイーツを食べる真似をするのも楽しいですよ。
アンパンマンとはじめよう!いろ・かず・かたちカード アンパンマンの知育カードです。絵のマッチングをしたり、後々絵を見ながらお話を作ったりと長く使うことができるアイテムです。
メリッサ&ダグ 水ぬりえ Water WOW!/ アルファベット 水をいれたペンでボードを塗ると色が変わる水ぬりえです。ボードは乾かせば何度も利用できますし、服などを汚す心配が少ないのでお出かけにとても便利です。
指先の知育 小さいもの大集合 こちらのおもちゃは、私の娘と息子が大好きでした。なんでこのおもちゃがそんなに好きなの?と不思議なのですが、小さい指でつまむのを楽しんでいました。指先を使うのは知育の観点でもとても良いのでオススメです。
シフォンスカーフ シンプルなだけに使い勝手が良いのがシフォンスカーフです。さわって感触を楽しんだり、握ったり、ひらひらとさせたり、大きくなってからはマントにしたりと想像力をはぐぐみ、様々な使い方ができます。
2~3歳
2歳をすぎると好奇心がどんどん芽生えて、「やってみたい!」と何でもやりたがるようになります。
Busy Bagは、この好奇心を伸ばしてあげるお手伝いになります。
<動画を参考にしたおすすめアイテム&アイディア>
- フラッシュカード
- 大きめのクレヨン
- スクイーズ
- 水で描けるお絵かきセット
- シール
- ぬり絵
- sticker face 顔ノート(福笑い)
おすすめの使い方:
絵カード:絵カードを見ながらお話をしてみましょう。ひとりで遊んでもらうのは難しいですが、語彙力を伸ばしてお話ができるようになってくると意思表示ができるようになり、イヤイヤもただ泣くのではなく少しずつ言葉で言えるようになってきます。
ポイントはお子さんの興味のあるカードを選ぶこと!食べ物や身近なもの、乗り物など興味をひくカードを選んでみてください。
大き目のクレヨン:握る力がついてきている時期です。しっかり握って描けるようになるとお絵かきもさらに楽しくなります!
「大きい まーる!小さい まーる!」など、声に出しながら描いてみせてあげると喜びます。子供は「オノマトペ」も大好きですし
繰り返すことで、大きい/小さいの概念もわかってくるようになります。
シール:子供はシールが大好き!小さな指にくっついたシールを一生懸命とろうとしている姿は本当にかわいい。
誤飲には注意が必要ですが、見守りをしながらシール遊びをするととても喜びます。好きな絵柄のシールでも良いですし、
おすすめなのは100均の丸いシール。

まだ絵柄より「貼るという行為を楽しむ時期」なので数が多くはいっていて、はがしやすい丸いシールはおすすめです。
塗り絵:塗り絵にも興味を持つようになってきます。まだまだ枠内に色を塗るのは難しいですが、絵に興味をもって色を塗ることで絵が変わる!という体験は好奇心を刺激してくれます。
最近、日本でも話題になってきているSTEAM教育でも「好奇心」は重要なキーワードです。
おすすめアイテム:
くだものやさいカード:果物や野菜など身近にあるトピックだと子供が興味をひきます。食べるマネをしたり、「トマトは赤だね」と色について話をふくらませるなど年齢にあわせて長く使えるアイテムです。
乗り物カード:乗り物が好きな男の子におすすめなカード。「速い遅い」「長い短い」といった概念を知るきっかけにもなります。
ブロッククレヨン : 娘と息子がよく行っていた0歳児から受け入れている子育て広場でも同じクレヨンを使っていました。ドイツのシュトックマー社のクレヨンです。100%純粋な蜜ろうを使用しているので口に入れても安心です。
※同じメーカーの普通のスティック型のクレヨンもあります
こちらは娘(8歳)が小さい頃から使っているブロック型の蜜ろうクレヨンです。息子(4歳)も使っていますが、もともと少し固めということもあり、無くなりが少なく長期的に使えるのでコスパは良いです。
重ねて色を塗るととてもきれいで大人が使っても楽しいクレヨンですよ。
3~4歳
3歳くらいからは口に入れることが減りますので、100均のアイテムや少し小さめのグッズで指先を使った遊びでも楽しめるようになります。
※その場合も必ず誤飲等のトラブルがないようご注意ください
<動画を参考にしたおすすめアイテム&アイディア>
- たまごカプセル
- カード
- カラフルスティック
- ボルトとナット
- パズル
- モール
おすすめの使い方:
たまごカプセル:半分にわけることができるので、色のマッチングをしたり、〇や△をそれぞれに書いて形のマッチングをするのも楽しいですよ。
カード:少しずつ短期記憶ができるようになってきているので、メモリーゲームができるようになります。メモリーゲームは、例えば犬とバナナのカードを置いて見せてハンカチなどで隠します。そして何があったかを当てるゲーム。何度もやっているうちに、少しずつカードの枚数を増やしたり、並んでいる順番を当てられるようになります。
カラフルスティック:色のマッチングをしたり、棒で三角形や星などの形をつくったり積み上げることで立体的なものも作れ、想像力を養うことができます。
モール:モールを使う際は、ケガをしないよう必ず隅を丸く折り返して使用してください。また、口の中に入れないよう気をつけてくださいね。
おすすめアイテム:




ねじねじ積み木:ネジでつなげる積み木です。ネジでひねる動作を行うことで指先の訓練になります
きおくカード:メモリーゲームができるカードです。幼児教育で定評がある「こぐま会」作成のものです。固いカードで取り扱いしやすく、乗り物・果物・野菜・楽器・文房具など9カテゴリーで各6種類の絵が2セット/合計108枚はいっています
まとめ

ビジーバッグにおすすめのアイディアをご紹介しました。
小さい子供をつれての外出は本当に気をつかいますよね……。楽しみにしていた外食、レストランでのほんのひと時を平和に過ごしたい。
とはいえ、なかなか子供は手ごわくて、せっかく外食したのに食事の味さえ覚えていないなんてことは日常茶飯事。
そんな時、子供が少しの時間でも夢中に遊んでくれるアイテムがあれば、しかもそのアイテムが知育につながれば、なおさら嬉しいですよね。
今回お伝えしたアイディアをもとに、お子様にあったビジーバッグを作るのもとても楽しいと思います。
アイテムをすべてそろえなくても、大丈夫です。お子さんと楽しくアイテムをそろえて、ぜひお出かけ先での知育を楽しんでくださいね。