STEAM教育

コミュニケーションと知育のアイディアをアメリカのホームスクール動画から解説【200万人登録:J House Vlogs】

Homeschool

ホームスクールとは家庭で学ぶシステムです。

アメリカではホームスクールがとても盛んで

学校に行かず(もしくは部分的に通う)家庭で保護者が先生となり

子供に教えることが認められています。

ホームスクールの日々の様子はYouTubeにたくさんアップされているのですが、

私たちも取り入れられる知育や勉強に役立つアイディアがたくさん!

日本の家庭とは少し違った子育て方法を知ることができます

今回ご紹介するチャンネルは、私自身が英語のリスニングとホームスクールの情報収集のために参考にしていた

「J House Vlogs」

このご家庭の動画から子育てや教育に役立つ情報をピックアップしてご紹介します。

アメリカの家庭なのでYouTube動画は英語ですが、動画なので見るだけでわかりますし、後ほど紹介する動画の下に再生時間と学びのポイントを解説していますのでぜひご覧ください!

yuri

アメリカのホームスクール動画はアイディアがたくさんつまっているので参考になるようシリーズ化していきたいなと考えています。

海外の動画には楽しい情報がたくさんあるのでこれからご紹介していきます。お楽しみください。

それでは、いってみましょう!

今回の記事では、アメリカのホームスクール家庭のVlog(日常を映した動画)をもとに、家庭でとりいれられるアイディアや声掛けについてご紹介します。

登録者は200万人越え!アメリカのホームスクール動画で有名な「J House Vlogs」

出典:J House Vlogs

今回ご紹介するのはアメリカの7人家族の

「J House」

パパ(Jeremy)ママ(Kendra)と
長男のIsaac (10) Elise (8) Caleb (6) Laura (4)
赤ちゃんのJanae (1)の5人の兄弟姉妹です。

現在は登録者200万人を超えているのですが、実は5万人くらいの時から見ていたんです(*^^*) 子供達とのふれあいが本当に楽しそうだし、子供が成長して新しい子供が産まれ…とまさにドラマを見ているような感じなんです。

最近は少しエンタメ要素が多いのですが、過去動画に出ているホームスクールのVlogは必見です。

現在はYouTube一本で活躍しているようですが、もともとパパのJeremyは弁護士で最初の頃の動画では法律事務所で働いており

家族への話し方や接し方が理路整然してコミュニケーションがとても上手いので参考にしていました。

アメリカのホームスクール動画から学ぶコミュニケーションのコツ

J House Vlogsを見ていて(動画は後で出てきます)

パパJeremyの子供への接し方で特にいいなと思ったのは

こちらの2点です

  • なぜ?とよく聞く
  • 子供あつかいしない

日本の子育ての場面ではあまり見ないこの2点のアメリカ的コミュニケーションについて深堀りしてご説明したいと思います。

なぜ?とよく聞く

これは、J Houseのブログを見ていて気づいたのですが

英語を話す人って「なぜ?」とよく聞くんです

例えば、子供が「赤い車が好き」と言った場合

「なぜ好きなの?」と聞くことが多く、聞かれた子供は

かっこいいから好き、強そうだから好き、わからない

など、必ず何か答えます

この文化って日本とは少し違いますよね。

日本で子供に好きなものを聞いて子供が答えた場合

「へぇ~そうなんだ~」で終わることが多くないですか?

好きだと思った時点で何か理由はあると思うのですが、その理由を聞かれることがあまりなく、言語化する文化がないのが日本だと思います。

だから、いざ作文や発表をする必要があると

自分の考えを言語化することにとても苦労します。

どちらの方が良い悪いということではないのですが、

今はプレゼンテーションやSNSなどで自分の考えを言語化する機会が増えていますので、

子供の頃から「なぜ?」と聞き、言語化するトレーニングをすることが

後々とても役立ちます。

自分の気持ちを自分の言葉で言語化できるようにしてみましょう

子供あつかいしない

「子供あつかいしない」というのもアメリカの子育て動画でよく見られる特徴です。

小さい頃から責任ある仕事を任せる

Chore(s)(チョア)という言葉があり直訳は雑用という意味なのですが

いわゆるお手伝いのことです。

子供達が家庭でのChoreを任せられ、責任をもって行うということが小さい頃から行われています。

できる時に行うお手伝いというよりは、「自分の仕事」として割り当てられ、自分の仕事に責任を持つことを重視しています。

J HouseのVlogでも、子供達がChoreをする姿をよく見ます。Choreの例としては、食後に食洗器にお皿を入れる、洗い終わったお皿を片付ける、食後に床をホウキではくなどの簡単なものです。

簡単なものではあるけれども、責任を持って毎回行うのは子供にとって大変です。小さい頃から大人と同様に責任感を養えるとても良い方法です。

レストランでは自分でオーダー

J HouseのVlogを見ていて気付いたのですがレストランでオーダーする際、子供達がみんな自分でオーダーをしているんです。

日本でも小学生くらいになれば自分でオーダーすると思いますが、

J Houseでは3歳くらいの言葉がある程度話せる頃から自分でオーダーしていました。

レストランの店員も慣れた感じで、優しくオーダーを聞いており

「了解しました。Mr. 〇〇」と子供にMr.の敬称をつけることも。

子供に「Mr. 」と言った敬称をつけることは英語圏ではよくあるのですが、

子供を一人前の人として尊重している姿勢が言葉に現れています。

これを見てからは、私も娘とレストランやフードコートでオーダーする際

自分でオーダーしてもらっています。

すると面白い発見がありました。

娘がはっきりとオーダーしている場合でも、店員さんが少し驚いて必ず親にもう一度確認するんですね。何か追加で聞く場合も、子供には聞かずに親に聞きます。

「まだ子供だから信用できない」という感覚が強いなと感じました。

こんな感じなので、レストランで多少変な空気になりますが…笑

この効果はかなりあります。

物怖じしなくなりますし、自分の意見を大人にはっきりと伝えられるようになります。

オーダーをする際は敬語を使う、お願いしますとつけるなどのマナーについても事前に教えるので、TPOにあわせた言葉づかいも身に付けることができます。

子供を子供あつかいせず、一人前の人として接してみましょう

【アメリカでも人気】ホームスクール動画から取り入れやすい知育のアイディア&アイテムをピックアップ

https://youtu.be/ONQTImwWA78
FIRST DAY OF SCHOOL/ J House Vlogs

ホームスクールの動画から知育のアイディアをご紹介します。動画の再生時間とポイントをピックアップしておりますので動画とあわせてご覧ください。

この動画は秋から始まるホームスクールの初日を映したものです。

J Houseではホームスクール初日には毎年この2つを必ず行っています

  • ファーストデーの写真撮影
  • カリキュラムを渡す

1:22~

これはJ Houseでホームスクールを最初に始めてからの
伝統なんですが、子供の名前と新学年を呼び
子供が階段を駆け上がってくるんです。

その時の子供たちのワクワクした顔が最高!

その後、ひとりひとりに今年度のホームスクールで使用する
カリキュラムやサブ教材、文房具などを渡すのですが
ソファーにざっと並べられた新しい教材の数々は
子供でなくても目が輝きますよね。

これから始まる勉強のモチベーションにもなるし、
学ぶことをポジティブにさせてくれるとても良いアイディアです。

ちなみに、このご家庭(J House)はママが先生のホームスクール家庭なのでカリキュラムやサブ教材もすべてママが決めています。

11:15でパパが話しているのですが、
カリキュラムはすべて子供それぞれにあわせたオーダーメイド

上の子と同じ教材を使っているわけではなく、ひとりひとりを見て
その子にあった教材を用意しているそうです。

3:31~

ストーリーづくりに使用する「ストーリーキューブ」を使ってお話づくりの勉強をするそうです。

3:50~

吸盤でくっつくブロックで遊んでいます。笛だと思ってなめていますね。くっつけたりとる感覚が楽しく指先を動かすのは知育にもとても良いので小さいお子さんからおすすめのおもちゃです。

4:07~

ママと娘の交換日記

「I Love Us」というタイトルのジャーナルです。
タイトルがいいですね

交換日記をしながらライティングの練習をするのはとても良いアイディア

5:37~

6歳のCalebは1年生ですがタイピングを習うようです。他の子育て動画チャンネルでも見ましたが、アメリカでは小学校に入ったころからタイピングを習う子供も多いよう。STEAM教育が盛んなアメリカと言う感じですね。

カレンダーノートブックに記録をしていきます

  • 毎日のワーク 
  • 時間
  • 気温のグラフ
  • 絵本の読み聞かせ/ 読んだ本を記録していく 

5:52~
ポエム(詩)を作ってもいいの?とCalabが聞いて
ママがポエムを作ってもいいし、読んでもいいのよと話しています。

ポエム(詩)は他のホームスクール家庭でもよく取り入れられています。
日本の小学校でも詩をやりますが、アメリカでもカリキュラムに含まれているんですね

6:10~

4歳のLauraはライティングを習い始めるようです。すでにアルファベットのフォニックス読み(アルファベットの発音ルール)は習得しているようです。

6:20~

どの教科から始めたい?とそれぞれの子供に質問しています。
このご家庭ではよく子供に質問をします。

どの教科からやりたい?
どの本が面白そう?

などたくさん質問することでコミュニケーション能力をきたえることができます。子供達も算数やライティングと自分がやりたい教科をちゃんと答えています。参考にしたいですね。

6:35~

ワークが終わった時点で押すスタンプを紹介しています。

日付が押せるスタンプですので、いつワークを終えたかの記録が残るだけでなく

スタンプを押すという大人にとっては何でもないことが、子供にはとても楽しくワークを終わらせるモチベーションになります

7:20~

地球の内側についての勉強をしています。学年がバラバラなのに全員読み聞かせを聴いているのは流石です。日頃の習慣で聴く姿勢が出来ているのでしょうか。

地球の内側を「しかけ」で見る絵本

地球の内側の様子がわかる模型

8:30~

ホームスクールでの体育はジムでやる家庭も多いようです。みんな身体能力が高くてびっくり!パパもバク転できるので遺伝でしょうか…

10:00~

Lauraがホワイトボードに数字を書いたのを見てパパが話しかけます。数字を読みあげますが9が反対。でもそこで書き間違いを注意をするわけではなく

I’m so proud of you. 君を誇りに思うよ

と声をかけました。このおおらかな対応が子供の自尊心を高め学ぶって楽しい!と思ってもらえるコツだと思います。

日本語ではしっくりくる言葉がないのが残念ですが、

よく頑張ったねと行動を褒めてあげるととても良いと思います。

10:30~

Lauraがカレンダーに今日の記録をつけていますが、

今日の気分は?という項目がありました。これも他のホームスクール家庭でも必ず聞く項目です。

日本的な感覚だと「今日の気持ち」を考えて記録することはあまりないので、ぜひ取り入れたいアイディアです。

10:35~

8歳のEliseがパソコンで算数の問題を解いています。Eliseは文字や数字を識別しづらい障害を抱えているので、数字が出てこない算数のソフトを使用しているようです。

12:00~

バドミントンをやっているシーンでCalebが空振りをした時のパパの言葉が

Good try!

日本語で言うところのナイストライ!でしょうか。挑戦することをポジティブな気持ちにさせてくれるとても良い言葉ですね

最後は

スウェーデンとアメリカのJ Houseのファンの子供が好きな本について話しています。堂々と好きな本について語る姿に刺激をうけますね!

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