ツイッターのトレンド欄を見てふと目に入った
「日本人初の月面着陸」の文字
このようなツイートがされていました。
日本人初の月面着陸!?!?
JAXAの一般公開に過去2回参加したくらいには宇宙が好きな自分にはとても嬉しいニュース!
ということで、今回の発表について補足も交えてまとめてみました。
月への扉が開いた。日本人初の月面着陸を目指す計画

日米両政府が2020年7月10日に
2020年代後半にも実現するとみられる計画について共同宣言を発表しました。
その内容とは
アメリカが、今後 国際協力のもとで建設する
- 月の周回基地
- 月面
これらの場所において
「日本人宇宙飛行士の活動機会を可能とする」
取り決めを作られることになりました。
人数、着陸時期、活動内容については今後詰めていくそうですが、
アメリカが1961年から1972年にかけて実施した
アポロ計画からおよそ50年
有人月面着陸を目指す「アルテミス計画」に日本人の参加が決定したのは本当にわくわくします。
アメリカの月面着陸計画「アルテミス計画」に向けた日本の動き

アメリカで進められている「アルテミス計画」では、
2024年にアメリカの宇宙飛行士が月面着陸し、
その後のミッションにて日本人宇宙飛行士の月面着陸を予定しています
アルテミス計画とは?
アルテミス計画とはアメリカのNASAが計画している有人の月への飛行計画です。
「ゲートウェイ」と呼ばれる周回型の基地を月の上空に建設し
2024年には新型の友人宇宙船と大型のロケットで月へ向かい、「ゲートウェイ」を拠点として月面へ降り立つ計画です。
JAXAのサイトにある「ゲートウェイ」の写真を引用してご紹介します。

この基地「ゲートウェイ」を拠点として月面に着陸する構想となっています。
このミッショには男女で参加する予定で、実行し成功すれば
「女性の宇宙飛行士がの月面着陸」となるので期待が高まります!
※ちなみに、アルテミス計画のアルテミスはギリシャ神話に出てくる月の女神。アポロの双子だと言われています。過去の月面着率計画の名前が「アポロ」ですから、今回のミッションにはぴったりな名前ですね。
今後の日本での動き
現在発表されている月面着陸計画に向けた日本の動きです
2022年度
JAXAが月面着陸機「スリム」を打ち上げ予定。そのデータがアルテミス計画で活用される予定
2023年
同年に打ち上げ予定の周回基地「ゲートウェイ」用の小型居住棟では
日本の電源機器が採用される
2025年
日本/ヨーロッパが共同で開発している大型居住棟が打ち上げられる
- 居住棟の電源機器の供給
- 生命維持のための装置・周辺環境の設置
- 2009年に運用を開始し、失敗することなく物資を運び2020年5月に退した物資補給機「こうのとり」の後継機の活用を検討
日本人初の月面着陸にむけての選抜
JAXAでは今後、月面飛行へ向けた宇宙飛行士の選抜を本格化する見通しです。
民間の宇宙飛行計画も盛んになってきていますし、
今後も宇宙への動向が見逃せません!