こんにちは!yuriです
【常識を壊す絵本】なんて本当にあるの?
今日は、あなたが今まで”あたりまえ”と思ってきた考えをぶち破る、とっておきの絵本をご紹介したいと思います。
昨年の世界的なパンデミックにより、世の中の常識は大きく変わりました。
例えば、都会に出てたくさんの人と出会い刺激的な毎日を過ごしていた人が、人との接触を避け郊外に住んだりオンラインでコミュニケーションをとるようになりました。
そんな状況の中では、自分の中の「常識」もアップデートする必要があります。
では、どうやって常識を破る思考を身に着けたら良いのでしょうか?
そのヒントをくれるのが今回ご紹介する絵本です。
でも…絵本?
- そんなの子供が読むものだし、
- 絵本で考えが変わるなんて思えない
そんなふうに思うかもしれません。
しかし、それこそが「今まであたりまえに思ってきた常識」なのです。
この記事をクリックしてくださったということは、常識を壊すことに少しでも関心があるのではないでしょうか?
絵本が子供のものだった時代は終わり、今では多くの大人を魅了する絵本がたくさん出版されています。
こちらの記事にもある通り、いまや絵本はこどもだけでなく大人も巻き込んでの一大ブームとなっているのです。
では、その【常識をぶち破る絵本】とは何か?
その答えは…

りんご?
いえ、りんごかどうかはわかりませんよ?
「でも…りんごに見えるよ」
本当にそうですか?
もしかしたらこれは
「りんごじゃないのかもしれない。」
え??????
そう…そんな頭の中がクエスチョンマークだらけになる問いから始まる【常識をぶち破る】絵本が
こちら
「りんごかもしれない」(作・絵:ヨシタケシンスケ/ブロンズ新社)です。
こちらの絵本は2013年に出版されて以来、ヒットは数千部・大ヒットは2万部といわれている絵本市場で国内外あわせて320万部を突破した世界的な大大大ヒット絵本です。
そんな、発行部数からして【常識破り】な絵本にはどんな魅力があるのでしょうか?
それではここからは、
思わず深い考察がしたくなる魅惑のヨシタケシンスケワールドの世界を解説していきたいと思います。
思いもよらなかった角度から攻める妄想ワールド

「りんごかもしれない」のストーリーはいたってシンプル
ある男の子が学校から帰ってきてテーブルの上にりんごがあるのを見つけ、ふと「もしかしたら…りんごじゃないかもしれない」と考えだすところから妄想が始まるお話です。
そこからは男の子のアイディアが雪だるま式にふくらみ
これはりんごではなく
- 大きなサクランボの一部かもしれない
- 見えない部分はミカンかもしれない
- 水をやり育てると大きな家になるのかもしれない
- 表面には小さな宇宙人がいっぱいいるのかもしれない
- 自分の行動をすべてお見通しなのかもしれない
- 何かの罠なのかもしれない
等々、くすっと笑ってしまう妄想が果てしなく広がっていくのです。
りんごの無限の可能性を感じさせてくれる、著者ヨシタケシンスケさんのはっとする発想には脱帽なのですが
絵もまた斬新でびっくりする楽しさがいっぱい!
「りんごには兄弟がいるかもしれない」というシーンでは
あんご、やんご、らんご、ゆんご、れんご、へんご、せんご、そんご…
などなど、りんごの兄弟たちの名前と姿が描かれています。どんな名前でも絵とぴったりあい、どれだけ謎な名前でもしっくりきてしまうから不思議。
そんな今までの常識をくつがえす絵本だからこそ、世界中で大ヒットを連発しているのだと思います。
今回の絵本「りんごかもしれない」を読むことで、
今まで疑いもしなかった事実=常識に疑問を持ち
著者の類まれなるクリエイティブなアイディアを疑似体験できるのです。
「でも…興味はあるけど絵本を買うほどではないかなぁ」もしかしたらそう思うかもしれません。
もちろん絵本はタダではありません。
ですが、たったランチ1回分の値段で、今まで見たことがない「新しいアイディアへの発展方法」を知ることが出来るのです。
試してみる価値は大いにあります。
コロナによって、今まで当たり前と思っていた常識が常識でなくなってきました。
時代の流れから取り残されないために、
絵本を通して
柔軟なアイディアを生み出す方法を身に着け、自分自身の考えをアップデートし、困難を乗り越えていきましょう。
【常識を超えたその先へ】
さあ、準備はいいですか?
ワクワクしますね
2021年
絵本の扉を開いて
新しい自分に会いにいきましょう!