こんにちは! yuriです。
今回はSTEAM教育を自宅で遊んで学べる教材
ワンダーボックス/ WONDERBOX 8月号「イグアス」のレビューをご紹介します。
※ワンダーボックスの料金やパソコンやタブレットの推奨環境など基本的な情報についてはこちらをご覧ください。
今回も遊びながら数学的要素を学べたり、手先をたっぷり使うキットが充実していました。
それでは、ワンダーボックス8月号「イグアス」の詳しいレビューをどうぞ!
ワンダーボックス/WONDERBOX8月号の内容紹介と取り組みの感想

ワンダーボックスはキットとアプリの2構成になっています。
2020年8月号「イグアス」の構成はこちら:
【キット】
- ハテニャンのパズルノート(アプリ連動)
- ビッグペーパー
- 工作・なぞとき(アプリの鍵を開ける謎解きと切って作る工作)
- トイ:ペーパーラボ “きる・はる”をきわめる!のまき(アプリ連動)
【アプリ】
- シンクシンクプラス
- バベロンプラス
- アトラニアス
- ジュニアランド
- ボードゲーム
- ミッションハンター
- そっくりさがし
- コードクラフターズ
- ずっこけびじゅつかん
- たいせんボードゲーム
- ジュニアランド(4~6才対象)
我が家の7歳娘の取り組みについてや
それぞれの教材を詳しく見てみましょう!
8月号「イグアス」キットの特徴は工作要素が強い

ワンダーボックスのキットは前月の下旬にネコポスで届きます。今回は「きる・はるをきわめる」がテーマなので切ったり貼ったりできる折り紙がたくさん入っています。
さらに、ワンダーボックスの特徴は、キットで工作するだけでなく、その作品をアプリと連動して発展させたり、アプリに投稿して披露できる場所があることです。現実とアプリを連動する感覚を実感することができます。
ハテニャンのパズルノート(アプリ連動)




「ハテニャンのパズルノート」は学年によって問題がことなります。
- 年中長(4~6歳)用
- 小学校 1~2年生用
- 小学校 3~4年生用
年中長用は立体迷路、小学生用は同じマークにワープしながらゴールするパズルで学年によって難易度があがります。上記の写真は小学校 1~2年生用で1冊の中で段々レベルが上がっていく構成になっています。
ワンダーボックスではパズルでも自分で問題を作れるようになっています(写真4枚目)問題を解いて終わりではなく、「自分で作って発表」まで経験することはクリエイティビティを養うためにもとても大切です。
ビッグペーパー


【ビッグペーパーのねらい】
ビッグペーパーは表と裏に問題があり感性や思考力を育てる教材です。
表面(写真1枚目)では、迷路や間違い探しで思考力を養い試行錯誤ができるようになっています。お題にあわせて探すクイズや、絵をみて考えるオープンクエスチョンのクイズがビッグペーパーに書かれています。
8月号のビッグペーパーのテーマは「海」
8月号では、絵の中に暗号が隠れていたり、隠れ文字があったり、
アプリの問題と連動したクイズがあったりと一枚の紙にたくさんの仕掛けが隠れています。
裏面(写真2枚目)は、自由に表現する場所です。
自由に絵を描いたり、
キットの他の教材「ペーパーラボ」で作った作品を載せて
写真を撮るなど自由に創作できるようになっています。
工作・なぞとき(アプリの鍵を開ける謎解きと切って作る工作)
キットが送られてくる箱の内側にアプリの鍵をあける文字のクイズが載っています。
このクイズを解いてアプリの鍵を開けるのが毎回楽しみです。



ボックスに載っているクイズの答えを入力してアプリのボックスをあけます。もし答えがわからなくても保護者ページに答えが掲載されるので安心です。
他にもキットのボックスは工作ができるようにもなっています。今回は夏のテーマにあわせたキャンプのテントをつくるキット。四角柱の展開図に触れることもできるようになっています。
トイ:ペーパーラボ “きる・はる”をきわめる!のまき(アプリ連動)



8月号の特集は「きる・はるをきわめる」です。
セット内容はこちら:
- テキスト「ペーパーラボ」
- ペーパービンゴ用シート(3種類)
- クリエイターシート
- クリエイターブック
テキストには保護者用の解説が載っており、取り組みのねらいやポイントが説明されています。
ペーパービンゴは、作品づくりのモチベーションをアップさせるのに役立ちます。作った作品をアプリに登録しビンゴゲームをしたり
ペーパークリエイターでは、クリエイターシートとクリエイターブックで作った作品をアプリに入れることで、キャラクターを作品の中に置くことができるようになります。
ペーパーミステリーでは、折って切った紙が開くとどうなるか?を研究し結果を知ることができるようになっています。
実際の研究でも大切な
- 結果の予想
- 実行
- 結果を知る
というプロセスを体験することができます。
「イグアス」では進化したゲームが新登場

ワンダーボックスでは毎号新しいアプリが登場します
それぞれのゲームの特徴を詳しく見てみましょう。
シンクシンクプラス






「Think!Think!+プラス」には思考力を磨く100種類のゲームがあります。
大人気アプリ「シンクシンク」の問題に加えてワンダーボックスオリジナルの問題も掲載。迷路やパズル、中学校受験算数にもつながる空間認識を育てる問題まで幅広く網羅しています。
Think!Think!+プラス8月号のゲームはこちら:
- ひがわりルーレット
- モアイめいろ
- にせものキューブ
- バラバラぬりえ
- きょうりょくモアイめいろ
バベロンプラス



バベロンプラスは「塔を完成させる」というゴールに向かって試行錯誤をしながら難問に挑戦するゲームです。どの学年でも中盤以降は大人でも難しいので、解けることだけを目標にするのではなく、試行錯誤のプロセスを楽しめるゲームです。
8月号のゲームは「おかえりヤドカリ」
2匹のヤドカリが同時に動くので、どのルートをたどれば丁度よく2匹がゴールできるかを考えながら進む必要があります。
娘は「おかえりヤドカリ」をとても気に入って毎日やっていて、現在は30問のうちの23問まで進んでいるところです。2匹の動きを考えながら進めるので論理的思考が鍛えられます!
アトラニアス





算数オリンピックレベルの難問に挑戦するゲームです。
アトラニアスの問題は、実際に算数オリンピックの問題を作成しているワンダーラボのメンバーが制作しています。
問題は
- トレーニングクラス
- マスタークラス
- ウルトラクラス
と3段階になっているのでレベルにあわせて挑戦することができます。
どこを切れば鍵が取れるか?という問題など算数の問題にも応用がきくクイズを楽しみながら学習することができます。
ミッションハンター


ボスからのミッションを遂行するために問題に挑むのがミッションハンター
「デジタルによって、リアルな体験がより豊かになる」ことを知る機会になります。ボスから出されるミッションも多岐にわたり、
感性を刺激する問題や科学の知識を広めるものまで幅広く、視野を広げるとても良い機会になります。
※投稿写真は共有される前にスタッフがチェックし安全面にも配慮しているということなので安心です。
この機会にネットでのマナーについて話すのも良いかも!
そっくりさがし




「一を聞いて十を知る」能力となる抽象思考力を鍛えられるのが「そっくりさがし」です。「一を聞いて十を知る」能力があれば自分が持っている知識を利用し経験したことがない問題を解くことができます。
「そっくりさがし」では2枚の一見関係ないような絵を見らべて様々な切り口から似た部分を探します。
回答によってポイントが変わるなどコアな答えを探したくなるよう工夫されています。
答えを短くまとめて書く練習にもなります!
コードクラフターズ





「コードクラフターズ」はプログラミングのチャンネルで、
コードを使って自分だけのプログラムを作って楽しむことができます。
- ビギナーズクエスト
- シュートクエスト
- シュートチャレンジ
3つのステージがありシューティングやサッカーゴールを決めるゲームのプログラムを組んで遊ぶことが可能。慣れるまでは少し難しく感じるかもしれませんが、できることよりまずはプログラミングに慣れ、自由に表現するのを楽しむことを目指して挑戦してみましょう。
こうやって動かしたいから、このコードを使うという論理的思考が必要となります。大人でも慣れないと難しくて意外と子供の方が柔軟にできるかもしれません。
ずっこけびじゅつかん




「ずっこけびじゅつかん」はSTEAM教育の【A=Art】の分野を伸ばす教材です。お題にあわせて絵を描き投稿することができます。
ワンダーボックスの美術館ではほかのお友達の作品を見ることもできますので、同じくらいの年齢のお友達から刺激を受けたりオリジナリティを追求するきっかけにもなります。
自分の作品がずっこけびじゅつかんの「ピックアップ」に選ばれたときはすごく嬉しかったです!!
たいせんボードゲーム


ボードゲームを通して論理的な思考や戦略を練る思考が育ちます。ゲームには勝敗があるので、集中力や負けたときの感情の対処法などが身に付きます。
8月号は「びゅんびゅんじんとり」2人で陣取りをするゲームです。オンライン対戦の日があるので、日本中のお友達とボードゲームで対戦することもできます。
ペーパーラボ

キットとして届くペーパービンゴ用シートやクリエイターシート、クリエイターブックをアプリと連動することができます。遊び方を解説した動画が見れたり、自分の作品をお友達とシェアすることもできます。
ビンゴがそろったり、研究の扉が開くと特別な作品の作り方が追加されるので頑張ってトライできます!
オマケなんびき


ARで遊ぶ教材です。
自分の目の前の景色に出てきたカエルが何匹いるか答える教材です。
カエルが立体で目の前にいるように見えるARは子供達が大好き!
最新のテクノロジーが身近に感じられます。
ジュニアランド(4~6才対象)

ジュニアランドは4~6才を対象とした教材です。
ワンダーボックス/ WONDERBOX 8月号「イグアス」を取り組んだ感想まとめ

ワンダーボックス8月号「イグアス」の特徴はキットの「きる・はる」をきわめるです。
日本の伝統である折り紙がテクノロジーと融合して新しい形として生まれ変わるのを見るのは親としてもとても楽しい経験でした。
これは子供の方が柔軟かもしれませんが、折り紙がオンラインで別の形になったり、プログラミングをしたり、ARで遊んだり、オンラインで遠くのお友達と対戦するのはとても新鮮で新しい発見でした。
小さい頃から遊びながらテクノロジーに触れ、それをもとにクリエイティビティを伸ばすことができるワンダーボックスは子供の未来をつくる新しい教材です。
次号9月は8月末に届く予定
アプリと連動できる「ボードゲームマスター」がキットとして登場します。考えながら勝利へ導くことができるゲーム!
次号が届きましたらまたレビューするのでお楽しみに!!